脱水症状の兆候

夏の暑い時期が続く中、暑さにやられてしまう事も多々あると思います。

特に注意が必要となってくるのは脱水症状や熱中症です。

そんな中でも、熱中症の前段階でもある脱水症状は特に早めに対処していかないといけません。

今回は気づかないうちに脱水症状になっているかもしれない「かくれ脱水」を誰でも簡単にチェック出来る方法を紹介していきます。

前触れのチェック

今回は、簡単にチェックする方法を紹介していきます。

手を触る

夏で暑いはずなのに握手などをして手が冷たかった時は脱水症状の兆候があるかもしれません。

脱水症状になると必要な血液が臓器の方に寄せられて、手先など体の末端の方に血液が届きづらくなって冷たくなりやすいです。

親指の爪を押す

親指の爪をグッと白くなるまで押して手を離したときに、3秒程度で赤色に戻らなかったら脱水症状の兆候かもしれません。

指先は毛細血管で構成されているので、水分の不足などの変化が表れやすくなっています。

つねる

手の甲の皮膚などをつねってみて皮膚が3秒程度で戻らなかったら脱水症状を疑いましょう。

普段人間の皮膚は水分がたくさんありますが、脱水状態になると皮膚の水分が少なくなり戻りにくくなります。

口が乾く

舌がザラザラと乾いたりすると脱水症状の兆候かもしれません。

脱水症状になると唾液など口の水分もなくなってしまうので舌が乾きやすくなってしまいます。

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子供・高齢者

脱水症状は特に子供などは自分では気づかないが「かくれ脱水」が多いので周りの人が体調など気を配ってあげましょう。

子供

これは有名な話ですが子供(乳幼児)の水分のバランスは体を占める約7~8割と言われています。

この数字は大人の水分量に比べてとても多い数値になっています。

数値が高いが故に、子供(乳幼児)は脱水症状になりやすいですが自分で意思表示がしにくいので注意して見てあげてください。

子供(乳幼児)が脱水症状になる時の兆候が上記に記載した以外にもいくつかあるので紹介していきたいと思います。

兆候

・おしめが濡れていない

・泣いているのに涙が出ていない

・暑い場所での汗の量が少ない

・おしっこの回数がいつもより少ない

・熱がある等

高齢者

高齢者は衰えで喉の渇きを感じにくくなっていると言われています。

また、元々お年寄りは水分量が少なくなってしまっているのも理由の1つです。

こちらも上記の方法以外の見分け方があるので紹介していきます。

兆候

・わきの下に汗をかいていない

・トイレの回数が減っている

・痰が絡んだ咳が多い

・食欲がいつもよりない等

まとめ

脱水症状は早期発見することで大事に至ることが大幅に減ります。

また、子供やお年寄りなどは脱水症状になりやすく自分でも気づきにくいので周りの人も注意して見てあげてください。

脱水症状のまとめページは下のリンクで紹介しています。

脱水症状についての対策方法と応急処置・対処のまとめ

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