お酒による脱水症状
「夏の暑い日に上司に誘われて居酒屋へ行き、喉が渇いたしとりあえずビール」なんてよくある光景ですよね。
この短い行動の中に脱水症状になりやすい状況が2つ隠されているのです。
今回はこのオレンジのマーカーの文を基礎にしながらお酒やアルコールで脱水症状を起こす原因を紹介していきます。
「暑い日」
まず、上記に書かれているオレンジのマーカーの文で脱水症状を起こしやすい状況として暑い日というのがあげられます。
これは簡単な理由として汗などをかきやすく体内の水分が出ていきやすいので水分補給をこまめにしていくことで対策が出来ます。
暑い日の対策方法の詳しくは下のリンクからご覧ください。
暑い日は脱水症状に注意?帽子や水分の取り方も大切?対策方法を紹介
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アルコール
ここからがこの記事の大切なところです。
上記に書いてあるオレンジのマーカーの文の喉が渇いたしとりあえずビールは脱水症状を起こしやすい状況としてあげられます。
普通に液体だし、飲み物だし大丈夫そうですがその場では喉が潤っても、実際は水分補給にはなってせん!
理由の1つ目は利尿作用です。
これはお酒を飲んだことのある人なら誰もが分かると思いますがアルコールを摂取すると利尿作用が働いて尿の排出量がいつもより多くなるので体内の水分が減り脱水症状になりやすいとされています。
そして、特にビールはこの利尿作用が働く「カリウム」という成分が多く含まれているとされているので注意が必要です。
2つ目は発汗作用です。
これも、お酒を飲む人なら分かると思いますがお酒を飲むことで体がポカポカとしてきて汗が出やすくなるので脱水症状を引き起こす原因になっています。
3つ目はアルコール分解です。
これに関しては難しいので簡潔に説明していきたいと思います。
アルコールは肝臓で分解され、その分解されたものがアセトアルデヒドになります。アセトアルデヒドは有害な成分でこれをまた分解していき無害な酢酸になっていきます。
酢酸に分解される時に水と二酸化炭素を必要とします。そのため分解されるのにも水分が必要となってしまって脱水症状を引き起こす理由の一つとなっています。
この3つが主な理由となっています。
また、アルコールなどが弱い人は気持ち悪くなって嘔吐してしまうことがあるかもしれません。
嘔吐をすることで水分がとても失われてしまうと言われているので、そのことについても頭の片隅に入れておいても良いかもしれません。
まとめ
今回は1つの文を例にして話を進めてきましたが普通に過ごしている状況にもたくさんの脱水症状になる可能性が隠されています。
特に暑い日などは脱水症状に注意して気を付けると思いますが、飲み会の時などはアルコールなどもはいってきて楽しくなりがちですが、脱水症状にならないように気を付けましょう。
脱水症状のまとめページは下のリンクで紹介しています。
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