脱水症状タイプ
普段は体内で水分とナトリウム(塩分)が均等に保たれていますが、どちらかが不足したりして脱水症状になります。
そのため、脱水症状には水分不足・ナトリウム不足・両方の不足と3種類あります。
3種類とも脱水症状を引き起こす原因が違くて症状も変わってきます。
今回は3種類の脱水症状についてまとめていきます。
脱水症状3タイプ
脱水症状は塩分と水分の割合が崩れることで起きます!
どのタイプでも危険なことは変わりありません。ただ、タイプによって症状や対処が少し異なるので参考にしてみてください!
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高張性脱水
高張性脱水は水欠乏性脱水とも言われ水分の不足によるもので体内のナトリウムの濃度(浸透圧)が高くなってしまうことで症状が起きます。
高張性脱水は汗や尿などが多く出ることで起こります。特に、多く汗をかきやすい夏場は注意が必要になります。
そして、この高張性脱水は子供やお年寄りがなりやすいです。
お年寄りは衰えで喉の渇きが感じにくかったり、子供は自分で水分管理が出来なかったりとするので周りの人が見てあげましょう。
*症状*
・喉が渇く・口が渇く・食欲不振・乏尿・発熱・意識障害・体重の減少などの症状があらわれます。
水分補給で対策しましょう。
低張性脱水
低張性脱水はナトリウム欠乏性脱水とも言われ、体内のナトリウムの濃度(浸透圧)が低くなることで症状が起きます。
低張性脱水は嘔吐や下痢などの体液をなくしてしまう事で起きます。
嘔吐した後に水分だけを補給してしまうと簡単に脱水症状に陥ってしまいます。
*症状*
・頭痛・だるさ・麻痺・意識障害・体温の低下などがあげられます。
喉の渇きはないので初期症状に気づきにくいので注意が必要になってきます。
等張性脱水
等張性脱水は混合型脱水と言われ、水分とナトリウムの両方が均等のまま不足していくことで起きる症状です。
等張性脱水は下痢や出血などが原因で引き起こります。
この症状もお年寄りは注意した方が良いとされています。
*症状*
・喉の渇き・口の渇き・だるさ・食欲不振などがあげられます。
また、等張性脱水は両方が不足していますが喉の渇きもあり、お茶や水などでの水分補給は低張性脱水を引き起こしてしまうかもしれないので気を付けて水分補給しましょう。
まとめ
脱水症状には何が不足するかによって症状や対処も少し変わってきます。
特に、等張性脱水は水分とナトリウムのどっちもが不足してしまっているので上記にも書きましたが注意が必要になってきます。
そして、脱水症状は嘔吐で起きたりもするので冬にも注意が必要です。
暑い日の脱水症状の対策は下のリンクに詳しくまとめてあるので興味のある方はご覧ください。
暑い日は脱水症状に注意?帽子や水分の取り方も大切?対策方法を紹介
脱水症状のまとめページは下のリンクで紹介しています。
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