対処方法
夏の日に汗をたくさんかいた時には脱水症状の注意が必要になってきます。
特に脱水症状は気づかなうちになっていることが多く対処が遅れてしまうことも多いです。
脱水症状の兆候の見分け方については下のリンクからご覧ください。
脱水症状の兆候は?誰でも簡単に前触れをチェックする方法を紹介!
今回は脱水症状と分かったらすぐにやるべき対処法を紹介します。
脱水症の場合の応急処置
脱水症状だと分かったらすぐに行える応急処置の手順を書いていきます。
涼しい所へ
スポーツなど体を動かしていて脱水症状の頭痛や吐き気などの症状を引き起こしてしまったらすぐに涼しい場所に行き安静にしましょう。
なるべく、クーラーの効いている部屋に行き、扇風機などで風も送りましょう。クーラーの効いている場所がなくても日向よりも日陰に行くことを心掛けてください。
理由としては暑い場所にいることで汗をかいてさらに体内の水分がなくなってしまう事を防ぐためです。
冷やす
首筋や脇の下など大きな血管が通っているところを保冷剤などで冷やしましょう。
この方法は脱水症状の予防法としても使われます。
また、保冷剤などがすぐに用意できなくても水に濡らしたタオルや霧吹きを服の上から吹きかけても体が冷めるので良いでしょう。
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経口補水液
経口補水液とは簡単に言うと脱水症状などの時に治療に用いられる飲み物です。
経口補水液は大塚製薬が出しているOS-1などが有名で「消費者庁」から「個別評価型病者用食品」の表示許可を得ているほどとても効果的で脱水症状の時はOS-1で水分補給するのが1番のおススメです。
しかし、そんなに都合よく全ての家庭がOS-1を持っているわけではないと思うので自宅で出来る経口補水液の作り方を紹介します。
・水500ml
・塩1.5g
・砂糖20gを混ぜるだけです。
また、柑橘類などの果汁を少し入れると飲みやすくなります。
そして、砂糖の部分をハチミツに変えた方が効果はありますが溶けにくいのでハチミツで作る時はぬるま湯で作りましょう。(ハチミツは10g程度)
1Lで作りたい場合はすべての量を2倍してください。
また、経口補水液を冷やせると体内を冷やすことも出来るので効果的になりますが手作りの経口補水液は日持ちが悪いので作り置きはやめましょう。
病院へ
脱水症状では意識がなくなったりしてしまう事あります。その時は救急車を待ちながら周りの方々が上記の手順を行ったください。
意識がある時は症状がどのようになっているか経過を見守りながら上記の手順を行いましょう。
そして、脱水症状だからといって無理をすると後遺症が残ったりと恐ろしいことになり得るので無理は絶対にやめましょう。
まとめ
今回は脱水症状の対処法について書いてきました。
脱水症状は体に危険をもたらすことも少なくはありません。無理はせずにしっかりと休んで対処しましょう。
脱水症状の予防については下のリンクにまとめてあるのでご覧ください。
暑い日は脱水症状に注意?帽子や水分の取り方も大切?対策方法を紹介
脱水症状のまとめページは下のリンクで紹介しています。
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