カブトムシの羽根
夏の大空を飛びまわっているカブトムシ!
そんなカブトムシの羽根がどうなってるか気になって調べてみました。
*本来 カブトムシなどの昆虫に使う「はね」はこちらの「翅」という漢字を使いますが、検索数が「羽根」「羽」の方が多いのでこちらを主に使っていきます。
カブトムシの羽根の枚数
昆虫の羽根は基本的に4つです。カブトムシも昆虫なので4つあります!
しかし、昆虫はもともと羽根が6つあったとされていますが、進化の過程でそんなに必要がないと4つになったとされています。
ちなみにハエや蜂なども昆虫ですが羽根が2つです!
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カブトムシの羽根の構造
カブトムシの羽根は上の画像を見てもらうと分かるように2種類の羽根があります。
上の写真で
赤く丸してある方が前羽
青く丸してある方が後ろ羽と言われています。
この前羽は飛んでいない時などカブトムシが普通にしている時によく見ると思います!
前羽は固くできていて後ろ羽を守るのに使われます!
ん?後ろ羽を守る?と思った方もいるかもしれませんがカブトムシが飛ぶのに必要なのは後ろ羽なんです。
後ろ羽は普段は扇子のように折りたたまれていて前羽を開くと自動的に後ろ羽が広がり、その後ろ羽を上下にはばたかせて飛びます!
あんなに薄い羽で飛べるの?と思いますが後ろ羽には羽脈という凧の骨組みのような役割をするものがはいっていて飛ぶときに羽を支える役割をしているので飛ぶことが出来ます。
羽根が出たまま
カブトムシの羽化を飼育下で行う時に多く見られますがカブトムシの後ろ羽が前羽にしまわれていないということがあります。
私も昔育てていたカブトムシがその状態になっていました。
実際のところ育てていたカブトムシも元気でしたし飼育下で生きていくうえで大きな問題はありません!
しかし、羽が出たままのカブトムシは飛ぶことが出来ず自然界で生きていくのは難しいと思います。
羽根に穴が開いている
野生で捕まえてきたカブトムシでも羽根に小さい穴が開いていることがあります。
この穴はほとんどのオスにありますが子孫を残すためや樹液などの場所取りを争う際にできた相手の角の傷なのでそこまで気にしなくても大丈夫です!
また飼育下では争いをすると弱ってしまうのでバラバラに育てます!飼育方法を詳しく知りたい方は下のリンクからご覧ください。
カブトムシの育て方と注意点!夏休みの自由研究にもピッタリかも?
まとめ
今回はカブトムシの羽根についてまとめてみました。
カブトムシの羽根は普段見えている黒くて固い羽根で飛んでいると思っていましたが薄い羽根で飛んでいることを知らなかった人も多いのではないのでしょうか?
羽根にもいろいろ機能があって精密にできているので大切に扱いましょう!
カブトムシのまとめページは下のリンクからご覧ください。
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