発生時期について
海水浴場でのクラゲの発生時期はお盆を過ぎてからなんて思っている人もいるのではないのでしょうか?
これはクラゲが成長段階に「ポリプ期」という時期がありポリプ期にクラゲが大量発生します。また 大量発生の時期とお盆の時期が重なるのでお盆はクラゲが多いとされています。
しかし、クラゲは1年中海にいてクラゲによっては発生時期が早かったりするのです。
皆様がクラゲに刺されて楽しい海水浴が嫌な思い出にならないように発生時期と発生場所をクラゲ別で一覧にしました。
暖かい時期に発生
ミズクラゲ
ミズクラゲは一年中どこの海にもいますが最も海水浴場で成長が多くなる時期は6~8月とお盆の前から普通に姿を現します。
ミズクラゲの発生場所は日本周辺の海ならどこでもです。
カギノテクラゲ
カギノテクラゲは3~9月頃と早めの長い期間発生します。
カギノテクラゲは日本各地の浅瀬の岩場に生息していて海水浴場で会う確率は少し少なめです
アンドンクラゲ
アンドンクラゲは6~9月頃の発生が多いですが8月頃に関東に来ます。
そのためお盆以降にクラゲが多いと言われるのはのはアンドンクラゲの影響が少なからずあると思います。
アンドンクラゲは主に関西以南で生まれれますがどんどん北上していき最終的に北海道までいくとされています。
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カツオノエボシ
カツオノエボシは3~8月に発生します。
普段は沖合にいて海水浴などであうことは少ないと思いますが台風直後や海風が強いときに打ち上げられたりしています。
カツオノエボシは熱帯地域に普段はいますが季節風に乗って主に本州の太平洋側に来ます。
ハブクラゲ
ハブクラゲは5~10月に発生される言われています。
ハブクラゲは沖縄地方でしかまだ確認されていなくて本州で海水浴をする分には会うことはなさそうですが、地球温暖化の影響で本州にもいつかは現れるかも・・・(´;ω;`)
ボウズニラ
ボウズニラは3~8月に発生します。
ボウズニラは本州より南側に多く見られます。
クラゲのような見た目はしていませんがクダクラゲの仲間で危険です。
アマクサクラゲ
アマクサクラゲは8月頃に発生します。
アマクサクラゲは名前の通り「天草」なので九州地方の西側に生息しています。ほかにも富山湾まで黒潮に乗って広がります。
寒い時期に発生
アカクラゲ
アカクラゲは11~5月下旬に発生することが多いです。
アンドンクラゲは低い水温を好むので海水浴などであうことは滅多にないのですが稀に夏にも海水浴場にいるそうです。
アカクラゲは日本各地に生息しますが主に太平洋側に多く生息しています。
ヒクラゲ
ヒクラゲは秋から冬にかけて現れるので海水浴場で会うことはないと思います。
サーフィンをされる方は気を付けた方がよさそうです。ヒクラゲは主に瀬戸内海で見られます。
まとめ
このブログでは日本にいるクラゲを9種類取り扱いましたが。きっとこのブログにも取り扱えていないクラゲがたくさんいます・・・。
クラゲのいない海で海水浴を楽しみたい人が多いと思いますが残念ながらクラゲはどこの海にでもいると思ったほうが良さそうです。
お子さんがいる方などはしっかり予防していった方がいいでしょう!
クラゲについてのまとめページは下のリンクから
クラゲの種類や発生時期は?刺されてしまった時の対処法のまとめ
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